「五月祭:準備編」レポート

5月19日、予報は雨。準備期間から私たちの最大の懸念は天気にありました。来る5月19.20日は、第91回五月祭。五月祭は、大正12年から続く歴史ある東京大学の学園祭です。私たちもこちらのゾーンとして今年の五月祭に出店しました。今回はその準備期間に起きたさまざまなハプニングやちょっとした裏話をご紹介します。

「農園」の呪縛

さて、寄せにわプロジェクトの一環として企画を出そうと考え、企画名を「本郷寄り道農園ベジタ」と名付けた私たちは、はやくも大きな壁にぶつかりました。なんと、大人の事情により、栽培中の野菜を五月祭で販売することが不可能となったのです。私たちは、変更のきかない「寄り道農園」の名のもとに、野菜にもっともマッチし、なおかつ今後の活動資金として売上をあげられそうな商品を必死に考えました。そして導き出された答えが「牛串」でした。育てているサンチュとの相性が抜群な上に、牛串店は例年繁盛しているということもあって、牛串に異論を唱える者はいませんでした。

目標は高く

そこから、二日間でどれだけの牛串が売れるのかについて、議論に議論を重ねました。その結果、サイトにおすすめ本数として記載されていた800本をはるかに上回る、1,400本の牛串を注文することで合意が取られました。さらにメニューにビールとコーラを加え、盤石のラインナップを整えたのです。ここで激論となったのが、販売価格についてでした。五月祭に足を運んだことのある方なら誰でも、牛串価格の相場は400円だという印象をお持ちでしょう。つまり400円が需要と供給でバランスのとれた価格といえます。しかし、ここで私たちは勝負に出ます。1,400本という大量の牛串を売り切ることができれば、400円より安い価格でも十分な利益が出せます。売り切ることを最重要ミッションと捉えた私たちは、価格を350円に設定しました。

運命やいかに

事務的な作業や看板作りなどを進め、いよいよ本番が迫ってきたある日、私たちはある衝撃的な事実に気がつきます。そう、五月祭1日目の天気予報が雨なのです。屋外企画の私たちにとって、それはあまりに残酷な知らせでした。不安を残したまま迎えた五月祭、結果はどうなったのでしょう。続きは「五月祭:当日編」をご覧ください。