キンキン広場もちつき大会

あふれる笑顔

2月24日、神田錦町「キンキン広場」で開催されたもちつき大会に参加してきました。
真冬の寒空の下でしたが、広場にはあふれんばかりの人だかり。その賑わいがさらなる賑わいを呼び、お祭りの縁日のようなわくわく感を醸し出していました。
主役はやはり小さな子どもたち。我先にと列を作ってもちつきの順番を待ちます。自分でついたもちをおいしそうに食べる子どもたちの笑顔に大人たちまで笑顔になったことは言うまでもありません。参加者にはママ友で誘い合ってきたという方も非常に多く、子どもが地域社会の核となることをつくづくと実感しました。

Mochitsuki

もちろんもちつきが珍しいのは子どもたちだけではありません。通りがかりの外国の方も足を止めて写真を撮り、「ヨイショ!」という掛け声の中慣れない杵を振ります。異国の地で地元の人に見守られ、身をもって異文化に触れた経験は、一生忘れることのない貴重な思い出となったことでしょう。

 高校生も寄り"もち"

13時ごろになるとたくさんの高校生が午前授業の帰りに寄り道してきました。大勢に囲まれた中で杵を振ることにためらいを見せていましたが、町会の方や様子を見に来た高校の先生によって半ば強引に臼の前に連れていかれ、はにかみながらも結局笑顔でもちつきを楽しんでいました。200食用意されていたもちも高校生の手にかかれば一瞬です。
毎日多くの時間を(学校の中とは言え)まちの中で過ごし、通学の際にまちを行き交う学生は、まちづくりに欠かすことのできない大切な主役といえます。今回のイベントが学校と地域社会とのつながりがさらに深まるきっかけとなればいいなあと強く感じました。

もちづくりからまちづくりへ


さて、今回のイベントで特筆すべきなのは4町会の共同主催という点。これまで各町会単位でお祭り等を行うことはあったものの、4町会が協力して1つのイベントを開催することはなかったようです。やはり初めての試みということでいざ当日となると町会間で主導権争いの火花が飛び散り緊張感漂う雰囲気でした、なんてことは全くなく、特設された大型ディスプレイに放映された昔の錦町の8mmフィルムを皆さん懐かしそうに眺め、思い出を語り合っていました。
町会間の垣根を超えて一つの場を作りあげ、そこに老若男女が自然と足を止めて立ち寄り笑顔になっていく。ビルに囲まれた小さな広場ですが、まちづくりの原点あるいは到達点をそこに見た気がしました。
笑顔とおもち、ごちそうさまでした。