まち歩き企画第一弾 in調布

こんかいの問い
どうして深大寺では蕎麦が名物になったの?

今日の水曜定例会は大学を飛び出し、メンバーの地元・調布で行いました。

カフェモーニング


駅前広場に面したカフェでモーニングを楽しみつつ新鮮な気分でミーティングを終えると、いよいよまち歩き。まずは地元の飲食店や雑貨店が並ぶ天神通り商店街を散策しました。
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である故水木しげる氏が調布市民だったことにあやかり、商店街の随所に鬼太郎のキャラクターの銅像が置かれています。調布における鬼太郎人気は尋常ではなく、一時期は銅像の遭難騒ぎも。今日も確認してみるとネズミ小僧の右手小指が無く、悲しい気持ちになりました。

天神通りは街道から神社へ至る参道でもあり、進んでいくと程なく布田天神社に到着。菅原道真が祀られた氏神様で、お正月には初詣の参拝客で長蛇の列となります。今は12月ということで合格祈願の絵馬がたくさん掛けられていました。

深大寺

こちらのゾーンの繁栄を祈願して布田天神を後にし、住宅街ををぶらぶら。春には夜桜のライトアップも行われる野川を渡ると、急な坂が姿を現します。この坂の正体は国分寺崖線。立川市から大田区まで約25kmにおよぶ高さ10~20mほどの崖の連なりで、昔の多摩川が武蔵野台地の南側を削ってできた地形です。この国分寺崖線を登りきるといよいよ調布随一の名所・深大寺に到着します。

深大寺といえば蕎麦が有名で、門前通りにはたくさんの蕎麦屋が軒を連ねています。テレビ番組でも調布が取り上げられると必ずと言ってもいいほど深大寺蕎麦が紹介されていますね。ここでふと疑問。都心部にも近く住宅街の中にある深大寺でなぜ蕎麦が名物になったのでしょうか。
あれこれ考えるよりもまずは実際に食べてみるのが一番…と言いたいところですが、先ほどカフェでモーニングを食べたばかり。今日のところはよもぎ餅とみそ田楽を男気溢れるメンバーのおごりで味わいつつ、紅葉が残る門前町の散策を楽しみました。

深大寺を後にしバス停に向かう途中、都立神代植物公園の水生植物園が目に入ります。実はこれが深大寺蕎麦にかかわる大きなヒント。深大寺周辺はそばの栽培に必要な湧水に恵まれた土地なのです。そして湧水を生み出しているのが先ほど紹介した国分寺崖線。標高が変わる崖付近では台地にしみ込んだ地下水が地表に出てきやすくなり、野川も崖沿いの湧水が集まることで出来上がりました。
こうしたそば作りに適した地形的な条件と、人が集まるお寺の存在という文化的な条件が重なり、深大寺蕎麦が生まれたのです。

いよいよ今日の街歩きを終えバスに乗り込む直前、重大なミスに気が付きました。それは、深大寺に来ておきながらよもぎ餅とみそ田楽を食べただけで肝心の深大寺を参拝していなかったということ。寺より団子ですね。急遽道を引き返して参拝を済ませ、今度こそすがすがしい気持ちで街歩きを締めくくりました。さて次はどこに行こうかな?

こんかいの答え
崖の近くで湧水に恵まれ、そば作りに適した土地だったから
参考URL:http://lib-machi.chofu.com/soba_history/